【5】スーパーストロング構造体 ノンフロン・ノンホルム水発泡断熱材

巨大地震の際、住まいには瞬間的に10tもの力が掛かることがあります。その力を、もっとも安全・確実に受け止められるよう、MRPの家の構造体には強靭な箱形に仕上げるモノコック構造の「スーパーストロング構造体」を採用しました。重力に向かって垂直方向へ加わる鉛直荷重は、屋根から小屋束や柱・梁(曲げモーメントによる力の伝達)などで荷重を基礎に伝え、横からの水平荷重に対する力は耐力壁で抵抗しますが、地震力は階の重心に作用します。このため、建築物は水平方向に変形する他、剛心周りに回転します。重心と剛心との距離の大きい(偏心の大きい)建築物にあっては、部分的に過大な変形を強いられる部材が生じます。それらの部材の損傷により、その階の耐力が低下し、地震エネルギーの集中を招くこととなります。偏心率とは、重心と剛心の隔たりのねじり抵抗に対する割合として定義され、その数値の大きい程、偏心の度合が大きくなります。言い換えると、偏心率の小さいほど耐力壁等の水平抵抗要素の平面的な偏りが少なく、地震に強いと言えます。

「スーパーストロング構造体」とは、木造在来テクノスター工法で、その耐震に対する構造の強さを(株)21世紀住宅研究所で検討し、最高等級の
耐震力を示す「耐震等級3」相当の高い耐震性を備えた軸組みであることを保証された住宅を言います。また、その建築行程を地盤の保証(地盤調査・改良・基礎設計評価を含む)から(株)日本住宅保証検査機構、もしくはジャパンホームシールド(株)で決められた行程ごとにチェックされ、施工が設計仕様の通りに行われていることが保証された住宅となります。
 
テクノスター工法は、レッドウッド構造用集成材を使用し、その優れた耐久性に加え高い強度・均質性、さらに寸法の安定性から明確な性能表示と構造計算を可能にしています。また接合強度の要にはテクノスター金物を採用し、せん断耐力は従来の1.47倍に、引抜耐力は従来の3.11倍の強度を保ちます。テクノスター金物の防サビ耐用年数は110年以上とされています。そして、1・2階の床組みには、業界トップクラスの高い水平耐力を持つ、28mm構造用合板を採用しています。このように優れた構造材と耐震性能と確かな施工精度を保証した構造体が「スーパーストロング構造体」なのです。このスーパーストロング構造体に外壁内通気措置を採り、防水透湿シートを貼った上で、BASF INOACポリウレタン(株)の気密性の確保に優れ、保湿性を高く保つ事ができる「フォームライトSL」を施工すると、耐震に優れた高気密で省エネルギーな住宅を可能にしてくれるのです。
 
「フォームライトSL」は、気密性に優れ保湿性が高いだけでなく、フロンガスを一切使用していない地球に優しい発泡ウレタンフォームで、シックハウスの原因とされるホルムアルデヒドを発生しないだけでなく、VOC(揮発性有機化学物質)も検出されない、施工者にも暮らす人にも優しい発泡ウレタンフォームです。フォームライトSLは100倍に発泡し99%が空気で出来ていますから、断熱性能の劣化がなく木材にピッタリ接着し、軟らかいので木材の痩せや地震等の揺れにも柔軟に対応でき、剥がれたり隙間ができたりしません。そのため、気密性の確保に優れ、保湿性を高く保つため家の中に温度差が生じにくく、快適な住空間を提供してく
れるのです。



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